では粗大ごみを処分してしまいましょう。

比較的費用が安いと言われている市町村への粗大ごみの持ち込み。

はたして料金はどれぐらいになるのでしょう?

ただしここで注意しないといけないのは各市町村で持ち込みの方法等異なるということです。

料金もさながら、分別方法も違いますので引っ越す方は今後の生活の為に、ぜひ新居がある自治体のごみ分別も確認しましょう。

まず大都市の松山市をみていきましょう。

こちらは粗大ごみの処理方法を2つに分けています。

1つ目は年に6回ある戸別収集です。

はがきでの申し込みが必要で、住所、氏名、連絡先電話番号、出したいごみの種類や数量等(最大5個)を記入の上投かんします。

なんらかの理由で持ち込みできない方にはありがたい方法です。

こちらは後日「粗大ごみ処理券(シール)」が送られてくるので、粗大ごみの見えやすいところに貼ります。

複数の場合は個々に粗大ごみ処理券を貼ることになります。

当日の立会いは不要で無料です。

回収可能な品目例は下記のようです。(一部抜粋) 

・石油・電気・ガス器具類・・プリンター・ビデオデッキ・電気こたつ・電子レンジ等
・生活雑貨・寝具・家具類・・たんす・ソファ・じゅうたん等
・乗り物関係・子供用品類・・自転車・一輪車・ベビーカー等
・園芸・趣味・スポーツ用品類・・プランター・電子ピアノ・スノーボード等
・その他・・テレビアンテナ・ふすま等

つ目は持ち込みです。

これはリサイクル家電・事業活動・規制されているもの以外であればごみの持ち込みが可能という方法です。

例えば収集日以外でごみがたくさん出た、夏の時期ごみを保管しておくところがなくて匂う等、急な対応に迫られた時にも助かります。

ただし基本的には平日(一部の施設で休日に受け入れ可能のようです)に限りますので注意が必要です。

一方地方都市のB市は曜日ごとの回収に加えて、家具等大型のもの(45リットル袋に入らなければ粗大ごみ)は粗大ごみシールを貼って出すことができます。

(1個あたり500円)また持ち込みも可能のようです。

以下の点が大きく違うところでしょうか?

・小型家電類・・電話機・せんぷうき・掃除機など
・埋め立てごみ・・陶磁器類・コップ・ガラス類
・古着・古布類・・毛布も指定の袋に入れば可。痛みが激しいもの等は可燃ごみへ

自治体によって、かなりばらつきがあるごみの処理。

もう少し柔軟性を持たせることはできないのでしょうか?

一概にどの方法が良いか判断はできませんが、この際ごみを出す側も分別・リサイクル等なんらかの意識が必要でしょう。